プログレスの Flowmon が、権威ある Quadrant Knowledge Solutions の SPARK Matrix™ でネットワーク検出と対応 (NDR) のリーダーに選出され、ネットワーク検出とセキュリティにおける効率性が認められました。
SPARK Matrix は、特定の基準に基づいて優れたパフォーマンス、革新性、顧客満足度を示すソリューションを認定します。NDR の概要などを含むこのレポートは、効果的な NDR ソリューションの導入を目指す IT 部門へのガイドとして役立ちます。
レポートでは、Flowmon が世界中のセキュリティおよびネットワーク管理者に与える好ましい影響が強調されています。このブログでは、Quadrant が Flowmon を NDR ソリューションのリーダーとして選択したポイントを説明します。
Flowmon はなぜリーダーに認定されたか?
このレポートでは、Quadrant のアナリストがネットワーク検出と対応ソリューションについて、「AI 駆動型分析やゼロトラストアーキテクチャなどの非シグネチャ ベースの手法を活用し、企業ネットワーク内の疑わしいアクティビティを継続的に監視、検出、対応する」ソリューションと定義しています。
Quadrant は、Flowmon がサイバー脅威をリアルタイムで効果的に検出し、プロアクティブに対応できる点を指摘しています。また、Flowmon の AI および機械学習機能によって、通常では検出されにくい隠れた脅威を特定できる点も評価されています。さらに、オンプレミス、クラウド、ハイブリッド環境に展開できる、インフラストラクチャをより統一されたビューで把握できる点も、Flowmon の特長として挙げられています。Quadrant は、Flowmon の使いやすさと他のセキュリティソリューションとの統合性の両方を強調しています。
「統合と運用効率に重点を置いている Flowmon は、現代の企業の進化するセキュリティニーズを適切に満たすことが可能で、サイバーセキュリティ体制を強化したい組織にとって貴重なツールとなり得ます。」とレポートは記述しています。
Quadrant Solutions はどのようにリーダーを選出するのか?
Quadrant は、テクノロジーエクセレンスと顧客への影響という 2 つの基準に基づいて、ネットワーク検出と対応のリーダーを選定します。
テクノロジーエクセレンス・カテゴリーのリーダーを決定するためには、ソリューションの技術的能力と、ソリューションが企業に提供できる価値を分析します。アナリストがテクノロジーエクセレンスを測定するために使用する8つのパラメータのうちの4つを以下に示します。
- ネットワークの監視と分析: 脅威アクティビティに関する詳細情報でネットワークの可視性を高め、データを活用して非効率性を検出する。
- 脅威検出: 非シグネチャベースの手法を使用して疑わしいネットワーク トラフィックを識別する。
- アラート、調査、ケース管理: 過去の脅威から収集したデータを活用して、新たな脅威が企業の IT システムに到達する前に特定し、阻止する。
- 統合と相互運用性: 多数のテクノロジーとの統合、すぐに使用できる事前設定済みの統合、オープン API サポートおよびサービスをサポートするプラットフォームを提供する。
顧客への影響のカテゴリーでは、ユーザーが NDR ソリューションを導入することでどのような体験をし、どのようなメリットを得られるかを評価します。ここでは、アナリストが評価の指針として使用する7つのパラメータのうちの4つを紹介します。
- 製品戦略とパフォーマンス: 製品の入手可能性、価格対性能比、GTM 戦略の卓越性、その他の製品固有のパラメータなど、製品戦略とパフォーマンスの複数の側面から評価。
- 市場での存在感: 収益、顧客基盤、市場の成長、様々な地域や業界分野での存在感を評価。
- 導入と使用の容易さ: 柔軟な導入をサポートする優れた導入エクスペリエンスをクライアントに提供するか、または、優れた購入、実装、使用エクスペリエンスを提供できるか。
- 優れた顧客サービス: コンサルティング、トレーニング、サポートなど、様々なプロフェッショナルサービスを提供する能力があるか。
Flowmon の今後の展開
進化を続ける Flowmon は、隠れたネットワーク脅威を効果的に検出できる点を、SPARK Matrix で評価されました。セキュリティ強化を模索する IT 部門にとって、NDR のリーダーとして認定された Flowmon ソリューションは適切な選択です。Flowmon 導入後も、さらに革新的な機能強化を期待できます。
レポート (英語) をダウンロードして、Flowmon がネットワーク検出と可観測性の取り組みにどのように役立つかをお読みいただければ幸いです。