アナリティクスを成功させるために:MarkLogicのビジョン

2月 20, 2018 データと AI, MarkLogic

2018年版「アナリティクス向けデータ管理ソリューションマジック・クアドラント」1において、MarkLogicとグーグルの2社がビジョナリーに位置付けられました。これは、MarkLogicの「世界中のあらゆる企業の成功ためにデータのアナリティクスと管理手法を準備し、分断データを統合して全体像を提供する」というビジョンが間違っていなかったことを強く証明していると私たちは考えています。ガートナーのこのマジック・クアドラントでビジョナリーに選ばれたのは、2年連続です。

私たちは「企業には所有するすべてのデータ(事前定義された行や列というスキーマにきれいに入らないものを含む)を活用して成功するためのツールやテクノロジーが必要だ」と提唱してきましたが、これは他の会社とははっきり違っています。またアナリティクスの成功には、データのコンテキスト、履歴、出自に加えてビジネス意思決定のためのデータ活用法の理解が重要ですが、ここにおいて、現代的なマルチモデルデータベースであるMarkLogicには以下のような技術的な強みがあります。

メタデータ。メタデータは、データについての知識です。これでデータのハーモナイズ、リンク、コンテキストが提供されます。メタデータはデータ自体に関する説明だけではなく、データやコンテンツが他のデータやコンテンツとどのように関係するのかも説明します。メタデータ機能がないと、企業はデータベースから意思決定に必要な全体像を得ることができません。

セマンティック。セマンティックは主に関係性を扱います。これによりデータにコンテキストが与えらえ、理解、検索、共有、生産性が改善されます。セマンティック技術により、企業や組織はすべてのデータを理解し、インサイトを深め、分析やアプリケーション構築ができるようになります。データ間の関係性を理解しないとチャンスを逃したり、判断を誤る可能性があります。同様に、データが含まれるコンテキストも完全に理解する必要があります。

セキュリティ。NoSQLのなかでデータの安全な共有に必要な強力なセキュリティを備えているはMarkLogicだけですが、このようなデータセキュリティはデータ管理やアナリティクスにおいて必須です。MarkLogicのセキュリティは、これが必要とされる場所すなわちデータレベルで提供されます(ネットワーク周りではありません)。要素レベルのセキュリティ、匿名化、高度な暗号化によって、MarkLogicはデータセキュリティならびにプライバシーの業界リーダーとなっています。

ハイパーコネクテッド経済において、企業はネットワーク内の他社/他者とのコラボレーション、情報共有、また社内のみならずパートナー、ソーシャルメディアなどからの大量の外部データすべてを最良の方法で活用する必要があり、それを望んでいます。データに基づく生産性向上にはメタデータとセマンティックが必要であり、またあらゆる場所からデータにアクセスするにはデータレイヤーにおけるデータの安全性の確保が必要です。誰がどのデータを見られるのか/共有できるのかを制御することで、知的財産の保護、規制順守、データ漏洩対策に対処できますが、データレベルのセキュリティによりこれが実現されます。これに加え、悪意のあるまたは偶発的な内部からの脅威やサイバー犯罪からの保護を強化できます。

また、企業は長期にわたってエンドカスタマーを満足させられるベンダーを求めています。私たちはエンドカスタマーにオラクル、アマゾン、マイクロソフトといった他のベンダーではなく、MarkLogicを選んでいただけると考えています。というのもますます競争が激化する世の中において、成功に必要なものを私たちが提供できるからです。先ごろのGartner Peer Insights reviewにおいてサービス業界のあるディレクターの方が以下のように述べています。

「MarkLogicに関しては全体的に非常に満足しています。成果物や彼らとのやり取りにおいては常に、優れた製品と技術、たゆまぬイノベーション、傑出したプロフェッショナルサービスとサポートが提供されています」

企業のニーズを具現化する

私たちのビジョン、フォーカス、機能は本当に適切なものであり、これによってMarkLogicは競合他社からの差別化を実現しています。組織はさまざまなデータソース(構造化/非構造化を問わず)から大きな価値を得る必要があります。また競争力を高めより優れた製品やサービスを提供する必要があります。

これはつい最近始まったことではありません。しかし残念ながら、多くの組織は場当たり的なソリューション(真の解決策とはなりえないもの)にあまりにも多くの時間とお金を費やしてしまっています。またデジタルトランスフォーメーションの阻害要因となっている旧来の技術から脱却できずにいます。

このような状況において私たちMarkLogicは、今後数十年における企業のニーズを具現化し、来るべきデータベース管理システム像を定義していきます。

1 Gartner, “Magic Quadrant for Data Management Solutions for Analytics,” Adam M. Ronthal, Roxane Edjlali, Rick Greenwald, 13 February 2018.


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*Gartner Peer Insightsレビューは、個々のエンドユーザーの体験に基づき、彼らの主観的な意見をまとめたものであり、ガートナーまたはその関係企業の意見を代表するものではありません。

Gary Bloom

ゲイリー・ブルームは、 2012年から2020年までMarkLogicのCEOでした。