企業は、ユーザー、拠点、パートナー、顧客、その他の様々な宛先にファイルを送る必要があります。非専有データを時々使うだけの会社もあれば、機密情報が入ったファイルを大量に自動処理で送信するような会社もあります。ファイル転送業務を行うには、通常、2つの方法があります。 FTPサーバーを利用する方法と、マネージド・ファイル・トランスファー・ソリューションを利用する方法です。FTPは高額ではないだけに、厳格な運用上または規制上のコンプライアンス要件を満たすための管理が十分にできない傾向があります。一方のマネージド・ファイル・トランスファー(MFT)ソリューションは、ずっと高機能で、堅牢で、安全で、拡張性があり、高額ではあっても、安全やコンプライアンスを重視する企業には推奨されるソリューションです。
MFTソリューションは現在、クラウドベースの SaaS(Software-as-a-Service)サービスとしても提供されています。これは、従来のオンプレミスのMFTサービスよりも多くのメリットをもたらすことができます。自社のサイトで面倒な管理や保守をすることなく、MFTソリューションのすべての機能を利用できるわけですから。クラウドベースのMFTには次のような利点があります。
変化するニーズに即座に対応できるクラウド・ソリューションの特徴を備えた、クラウドベースのMFTソリューションは、上述のように大変便利ですが、SaaS MFT ソリューションを利用することを検討する場合は、要件を満たすかどうかをしっかり判断する必要があります。次のような点を見極めてください。
上記は完全なリストではありません。組織の特性、ユーザー、ビジネス要件、使用するデータなどによって、他にも考慮するべきことはあると思いますが、クラウド MFT ソリューションを評価する際のチェックリストとして参考にしてください。
マネージド・ファイル・トランスファー全般については、ホワイトペーパー「マネージド・ファイル・トランスファー バイヤーズガイド」に、詳しく記述されています。IT 管理者が、それぞれの組織の状況に応じて、より適切なファイル転送ソリューションを選択できるよう支援することを目的としたガイドです。クラウド MFT の詳細については、イプスイッチで用意した下の「Cloud Managed File Transfer Buyer’s Guide」ビデオ (英語) をご覧ください。
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