現在、ほぼすべての企業は、クラウドファーストの戦略を宣言しています。仮にまだだとしても、その日は近いはずです。企業はクラウドのアジリティとそれによる自動化の実現を望んでいますが、その構築よりも本来の事業に集中したいと考えています。しかし、大企業の場合やミッションクリティカルなタスクの場合、クラウドを採用するにはセキュリティが障壁となります。
MarkLogic はこの課題を数年前に認識し、業界をリードするセキュリティモデルを更に改善することにより、この障壁を取り除くことに注力してきました。MarkLogic の高度なセキュリティ機能は、複雑で機密性の高いワークロードのクラウドへの確実な移行において、お客さまから信頼をいただいています。例えば、現在、The Centers for Medicare & Medicaid ServicesはAffordable Care Act(ACA)プログラムを完全にクラウド上で実行しています。システムによって管理されるデータの種類をご覧いただければ、セキュリティ要件がどれほど厳格かをご理解いただけるでしょう。
しかし、MarkLogic が歩みを止めることはありません。最新のマルチモデルデータベースである MarkLogic 10 では、更なるセキュリティ機能が追加されています。しかし、極めて安全なデータベースであってもまだ十分ではありません。MarkLogic 10 を基盤とした MarkLogic データハブサービスは、お客さまのデータ統合プラットフォーム全体を、次のような独自の手法で保護します。
このような改善により、MarkLogic は、企業がかつてないスピードでワークロードをクラウドに移行するお手伝いをし、企業が求めるデータベースやクラウドサービス技術のスタンダードを作ります。クラウドセキュリティが向上することにより、クラウドではオンプレミスソリューションよりも一元的かつ迅速にセキュリティ修正を管理できるため、オンプレミスよりもクラウドでより高いセキュリティを実現できる場合もあります。IDC の調査によると、セキュリティは「クラウドの採用における大きな障害として挙げられることも多い一方で、インハウスで保持するよりもクラウドの方がより安全でコスト効率も高く、顧客対応性が高いと考えるお客さまも増えている」とのことです。
現在、市場に高度な製品を投入している MarkLogic が次に目指すステップは、社外の最高水準のセキュリティ認証を取得することです。MarkLogic は、このような認証の要件に適合することを目的として製品を設計しているわけではありません。MarkLogic の製品は、エンタープライズのお客さまの要件を満たすことを目的として設計されています。これは、認証を取得するための要件や競合サービスの水準を超えた品質をご提供するためです。MarkLogicは当初より高度なセキュリティを採用しており、あらゆる選択においてその立場を維持してきました。
今後数か月で、MarkLogic は以下の認証を取得する予定です。
こうした認証は規制産業を対象にしたものと思われがちですが、今日のあらゆる業界には実質的に規制が存在すると MarkLogic は考えています。政府が直接その産業に対する規制を実施していない場合でも、ヘルスケア、金融、保険業界などと同様に、市場が規制への準拠を要求します。そして、市場のお客さまや消費者が求めているのは、企業がデジタル変革で追求するのと同じく、最善のデータセキュリティなのです。それこそまさに、MarkLogic データハブサービスがご提供するものです。
MarkLogic データハブサービスの詳細をご覧ください。
ジョー・パスクワは、エンジニアおよびリーダーとして30年を超える実績があります。彼自身、いくつもの技術革新に貢献していますが、その中には、Xerox社による世界初のパーソナルコンピュータ、初期Oracle社によるRDBMSの勃興、Adobe社によるDTP革命などがあります。さらに、小さなスタートアップ企業からフォーチュン500企業まで多くの会社でリーダーを務めてきました。
直近では、まったく新しい市場の実現を目指す Neustar Labs を創設し、そのための戦略、テクノロジー、サービスを提供しました。それ以前には、シマンテックやベリタスで、戦略担当 VP、グローバルリサーチ担当 VP、20 億ドル規模のデータセンター管理ビジネスの CTO など、責任者の職務を数多く担ってきました。
Joeの技術的な専門分野は、システムソフトウェア、知識表現、権利管理などです。10件を超える特許を持っており、それ以外に出願中の特許もあります。カリフォルニア州立工科大学サンルイスオビスポ校でコンピュータサイエンスと数学の学士号を同時に取得し、現在、同校のコンピュータサイエンス諮問委員会のメンバーを務めています。
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