MOVEit API インタフェースとクライアントは、サードパーティーのプログラム(Web アプリケーションを含む)から、MOVEit Transfer と MOVEit Cloud File Transfer の様々なサービスと管理機能へのアクセスを提供します。
MOVEit サービスおよび管理機能のサードパーティーによるコントロールには、MOVEit Transfer API の Java クラス、MOVEit Transfer API の Windows .NET コンポーネント、または MOVEit REST API が必要です。API Java クラスには、メインフレーム JCL、Unix/Linux シェルスクリプト、そして Cron などのローカルオペレーティングシステムスケジューラで使用するための、プリコンパイルされた FTP のようなコマンドライン・クライアント・インタフェースが付属しています。次のようなことが可能です。
API .NETコンポーネントは、ASP.NET、ASP、C++、SQL Server、Office、C#、VB、または VBScript で使用できます。
API インタフェースを介した MOVEit Transfer または MOVEit Cloud へのアクセスには、有効なユーザー名と1つ以上の要素(パスワード、HTTPS クライアント証明書、および/または IP アドレス)による事前の認証が必要です。
API インタフェースとその API クライアント間のすべての通信は、単一のファイアウォールポート(443)のみを使用する、256ビット SSL暗号化された、ファイアウォール対応 HTTPS プロトコルによって保護されています。API インタフェースとその API クライアントとの間のすべてのファイル転送には、SHA1 自動整合性チェックが適用され、ファイルの否認防止と保証付き配信のために、自動転送の再試行と再開が行われます。
MOVEit Transfer API では SSH キーと SSL 証明書の管理も可能です。SSH キーおよび SSL 証明書管理に .NET または Java API を使用できます。SSH キーと SSL 証明書は自動的にインポートでき、追加、削除、ユーザーアカウントにリストすることも可能です。
MOVEit Transfer API インタフェースは、インタフェースと MOVEit API Java クラス、.NET コンポーネント、およびそれらのコマンドライン・インタフェースを無制限に使用できるようにする、個別に価格設定されたライセンス・オプションです。API インタフェースは、個別のライセンスキーによって有効になります。
API インタフェースは、MOVEit Transfer のオプションとして使用可能で、MOVEit Cloud を使用したクラウド展開には組み込まれています。
MOVEit REST API の詳細については、データシートを参照してください。