コンピュータと WS_FTP Server との間でファイルを簡単に転送できる、シンプルで安全で柔軟なブラウザベースのファイル転送が実現します。安全で柔軟性があり、導入も保守も簡単です。
Web 転送モジュール - WS_FTP Server 用の Web ベース・モジュールと SSH 接続の WS_FTP Server - は、標準の Web ブラウザを使用してコンピュータと WS_FTP Server 間でファイルを簡単に転送できるようにするものです。このアドオンを使用すると、ユーザーは、企業ネットワークに接続して、ファイル、データ、その他の重要なビジネス情報を安全に共有できます。
WS_FTP Server の Web 転送モジュールは、ファイルの転送と共有のプロセスをシンプルにします。メールやインスタントメッセージに関連する非効率性やセキュリティ上の問題に頭を悩ませる必要がなくなります。エンドユーザーのデスクトップ上にファイル転送ソフトウェアを手動でインストールし、管理・保守する手間もいりません。Web 転送モジュールは、ユーザーに、どのブラウザでも、どのオペレーティングシステムでも動作するシンプルなファイル転送インタフェースを提供します。権限があるユーザーは、ファイルを安全にアップロードまたはダウンロードしたり、リモートサーバー上にフォルダを作成したりリモートサーバー上のフォルダを削除したりできます。
WS_FTP Server の Web 転送モジュールは、WS_FTP Server で可能な最高レベルのセキュリティを提供します。ファイルは暗号化された HTTPS プロトコルで転送され、エンドユーザーのコンピュータや企業サーバーからファイルが送信される際にファイルを完全に保護します。サーバー管理者は、WS_FTP Server の Web 転送モジュールを使用して WS_FTP Server に接続する権限を持つユーザーを定義します。WS_FTP Server 上のアカウント設定とアクセス許可がすべて踏襲されるので、ユーザーは、従来のデスクトップ FTP または SSH クライアント・ソフトウェアと同様に、自分にアクセス権限があるアカウント、ファイル、フォルダ、および仮想フォルダにアクセスできます。
WS_FTP Server の Web 転送モジュールは、Web 管理と展開も集中管理します。WS_FTP Server の管理者が WS_FTP Server 管理コンソールで Web アクセスを有効にするだけで、パスワードのルール、ファイル/フォルダのアクセス許可、ディスククォータなどのすべてのユーザー設定が自動的に適用されます。また、Web 転送モジュールは、ソフトウェアをインストールすることなく、Web ブラウザ内で実行されるため、エンドユーザーは単に URL を入力するか、ブラウザのお気に入りとして保存しておいて選択するだけでアクセスできます。
WS_FTP Server の Web 転送モジュールはサーバー上で動作し、エンドユーザーは、Microsoft Edge、Firefox、Google Chrome、Safari などの一般的によく使われるブラウザからアクセスできます。デスクトップ・ソフトウェアをインストール、更新、メンテナンスする必要はなく、新しいソフトウェアを使うためのトレーニングも不要です。無制限ライセンスでは、ユーザー数の上限なく、何人でも WS_FTP Server の Web 転送モジュールを使用できます。
Web 転送モジュールは、WS_FTP Server の Premium エディションで使用可能です。
WS_FTP Server の Web 転送モジュールには、ファイル転送のプロセスをシンプルにしてファイルを安全に転送するための、多数の機能があります。